有機農業を営むTさんたちと人の紹介で新しい商品のお話しをしてきました。
Tさんたちは何件かの有機農業者と連携し、商品を流通にのせています。きらきらする目で、試している加工品や商品の話をしてくださいました。
成田芝山といえば空港設置を巡った闘争が1960年～1970年にかけて激しかったところ。
昔から住んでいた人と開拓者として入植した人達がいるそうです。
今でも空港と隣り合わせで、開発中。
道なき道があり、農家なのに農地が見えない。大きな石垣に囲まれたお屋敷が並び、違和感を感じます。空港によって農地が空港の中になり、分断された地域なのだそうです。
沖縄に行った時も感じましたが、
国や政治と地域の暮らしは密接であることをあらためて突きつけられました。国のために協力することで、一時の富と交換にはなるけれども、大切にしてきた暮らしが変わってしまうこと。
変えがたいものが、妥協とともに変わってしまうということ。一心に開拓してきた人たちことを思うと他地域で恩恵のみをいただいていることが申し訳ないです。
庭に植えていたらこんなに咲くようになったと帰りがけにくださった河津桜のひと枝が、玄関で満開を迎えました。
